猫が飼い主の髪の毛を食べて開腹手術になった話①

3月某日、最愛の猫が開腹手術をすることになった。

 

このブログはその時の記録のようなものです。

同じような症状の猫様のために、飼い主様への注意喚起のために。記録しておきます。

 

※今は完治し、毎日元気に過ごしています!

 

【猫様の情報】

ラグドールの女の子

・2歳

・体重4kgほど

 

◇1日目 14:00頃 最初の症状

 日曜日の昼下がり、私はお昼過ぎに起きてからベッドでごろごろ。そんな時、ベッドの下で猫がえづく声が聞こえてきて、毛玉吐きだと思った私は、「ベッドの下だとティッシュ置けないよ~!」などとのんきなことを猫に言った。

 

吐いた音がしたので見てみたが、ご飯も、毛玉もなく、茶色い液体だけ出ていた。

 

その後同じような吐きかたが2回ほど続く。

ただ寝ると落ち着くため、大丈夫なのかな?と思った私。(今はこの時にすぐ病院行っとけよと思う)

 

 

◇1日目 17:00頃 続く症状に通院を決意。

寝ていると落ち着いている猫も、17時ごろ起床するとまたえづきだして吐く、を繰り返す。

このとき吐き方が普通とは違うことに気づいた。

内容物もなく、液体を吐き続ける猫だけど、何かを吐きたいんだろうなという感じがあった。喉の奥の何か、胃の奥の何かを出したいのかも。ここでようやく誤飲を疑う。

その直後、吐いた回数が合計5,6回になったとき、私は病院行こうと決意した。

 

かかりつけの動物病院(徒歩10分くらい)に電話し、予約していないが今から行ってもいいかと尋ね、以下2点を伝えた。

 

  • 14時ごろから何度も吐いているが、内容物はない。
  • 家の中でなくなったものを聞かれ、特に見当たらなかったのでないと答えた。

 

来院を許可してもらい、すぐにタクシーを呼んで病院に直行。

 

◇1日目 17:30頃 動物病院へ

受付を済ませ診察室に入り、電話で伝えた内容と同じことを伝えた。

加えてご飯を食べていなかったこと、トイレ(うんち)をしていなかったことも伝えた(この2つは家で吐いているときに気づいた)。

 

先生からは誤飲の可能性があるため、レントゲンとエコーをとるといわれ、それに従った。もし誤飲でない場合は胃炎だと思うからその薬をだすね、とのこと。

 

待合室で検査結果を待っているときは気が気じゃなくて本当につらかった。

誤飲じゃないことを祈ったし、部屋の掃除を怠っていたかもと自分も責めたし、「猫 誤飲」とかでいろいろ検索した。永遠のような時間だった。

 

◇1日目 17:45頃 診察結果から、手術へ

診察室に入った時からレントゲン画像が映っていて、すごく嫌な予感がした。

 

結果から言うと、何か胃の中にある。おそらく誤飲。と言われた。

 

  • はっきりとは見えないけど、ここで詰まっているものがある。
  • おそらくヒモのようなもの。切ってみないとわからない。
  • 小腸から大腸に行っていて、悪化すると腸閉塞になる。
  • 誤飲は死に至る可能性もある怖いもの。
  • 内視鏡では取れない部分なので開腹になる。
  • この後すぐ手術をしたい。

 

手術についてはすぐにお願いしますと答えた。

先生から真剣に伝えられる診察結果を、ただただ受け止めるしかできなくて、猫に申し訳なくて仕方がなかった。

 

手術にあたり、全身麻酔なので血液検査(そのほかあったかも忘れてしまいました)が必要になるとのことで、また猫が裏に連れていかれた。

 

 

◇1日目 18:00頃 手術前、最後のふれあい

血液検査の結果も良好で、そのまま手術になった。

(ご飯も水も食べていなかったから若干脱水状態ではあった。)

 

全身麻酔を伴う手術ということで、同意書を書いた。

ちゃんと読まなきゃと思って読んだけど、怖くて仕方がなかった。

 

手術前最後の面会をさせてくれて、

「ごめんね」「頑張ってね」「またあとでね」

この3つをずっと言っていた気がする。絶対またあとでねって言わないと会えなくなってしまう気がして、診察室から出る時も「またね、あとでね」って言った。

 

 

>長くなるので分けます。手術後に続く。